檻の中のライオンin国分寺

2018年3月30日 23時22分 | カテゴリー: 市民自治・参加・情報公開, 活動報告

檻の中のライオンin国分寺に参加しました。

講師の楾大樹弁護士

 お話をしてくださったのは、ひろしま市民法律事務所所長の楾大樹弁護士。 立ち見が出るほど賑わった会場には子育て世代が多く、パペットを使うとのことで子供たちも大勢参加していました。
 ライオンを権力、檻を憲法にたとえて、ライオンが暴れ出さないように檻に入れておこう!とパペットを使っての分かりやすい話に子どもも大人も引き込まれていきました。
 また話の前提で、「憲法問題に政治的な右も左もありません。相撲に例えたら右の力士と左の力士が相撲を取る。そこにある土俵が憲法です。」とのこと。
 いくら強いお相撲さんでも土俵を自分の都合のいいように変えたりは出来ません。そうやって考えてみると憲法を変える、憲法に手を加えることは私たちにとって一大事だと思いませんか?

  安保法案の国会審議で、集団的自衛権の行使は「政府が総合的に判断をする」という説明が繰り返し行われました。これをライオンと檻に例えると…
「お友達と君たちを守りたいんだけど、檻の中にいたら守れないからちょっとだけ檻から出してくれる?檻から出たら行動範囲は自分で決めるから安心してね」ということです。
檻から出たライオンはどこに行くのでしょうか?檻の中に自ら戻って来ると思いますか?
 特定秘密保護法は檻の中にカーテンを引き、中で何をやっているかわからなくすることです。

また自民党の憲法改正草案では
 憲法改正の発議要件を総議員の2/3から「過半数の賛成」にするとしています。
これは「ライオンの檻は軟らかく、すぐに壊せるようにする」ということです。

 憲法のことを話題にすると政治的だと思われがちですが、決してそんなことはありません。
 右だ左だ、与党だ野党だという政治的な考えは横に置いておいて私たちは自分たちの憲法についてもっと真剣に考える時が来ていると思います。
 無関心でいると、権力という名のライオンが檻という名の憲法を自分たちの都合のいいように作り変えて檻の外にでて暴れ出してしまうかもしれません。
「ライオンが暴れて檻を壊しているのにボーっとしていたらライオンに食われてしまうかもしれません。ライオンが檻から抜け出さないように私たちが見張っていないといけません。これが国民の不断の努力です。」とのお話に納得!

 とかく、難しくなりがちな憲法の話ですが、ライオンと檻でここまでわかりやすく解説できることに驚きでした。ぜひ小平でも「檻の中のライオン」のおはなし会を開催したいと思っています。