視察報告 大空小学校 

2018年3月21日 23時18分 | カテゴリー: 子ども・教育, 活動報告

2018年1月22日から24日まで富山・滋賀・大阪へ視察に行きました。
大阪での視察報告(その1)です。

大空小学校

 

大空小学校前で
右から、日向、さとう、平野、山﨑の小平ネット議員

大阪市住吉区にある大空小学校は生徒数が220名ほどで、そのうちの30人が特別支援教育の対象児童です。映画「みんなの学校」として各地で上映もされています。
 この大空小学校は地域に開かれた学校で、「みんなが作るみんなの学校 大空小学校」を合言葉にできる時にできる人が無理なく楽しく学校に関わっているそうです。
 私たちが視察に伺ったときも「ゲストティーチャーとして教室に入ってください。そして子どもたちと関わってください」との言葉を残し校長先生は職員室に戻られました。
 教室に入るとどのクラスにもゲストティーチャーの名札を下げた大人とアシスタントティーチャー合わせて数人がおりました。年間にボランティア、実習生、見学者など合わせて500名ほどがゲストティーチャーとして授業に参加しているそうです。
 大空小学校で子どもたちが守らなければならない約束は「自分がされて嫌なことは人にしない 言わない」この一つだけです。そして「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」「自分を表現する力」「チャレンジする力」の4つの力をつけることを目標にしています。

 

壁面に貼られたメッセージ

私はまず1年生の授業に参加しました。ゲストティーチャーが教室にいることが当たり前のようで、だれも驚かず、「ねえねえ、これはどうするの?」と早速話しかけられました。そのクラスにはダウン症児や発達障害児、知的障害児もいるとのことでした。どのクラスにも数人は支援が必要な児童が一緒に授業を受けています。
 ちょうど図工の時間でハサミを使っていたのですが、出来上がった作品をさらに切り刻もうとしている児童に隣の席の子が「先生。○○ちゃんがもっと切りたそうにしてるよ」と声をかけていました。支援が必要な子にさりげなくお友達が助けている様子が他でも見られました。
 教室を出て行ってしまう子がいても誰も動じません。ゲストティーチャーがその子の様子を見守っていて、無理に連れ戻すことはしていませんでした。
 どのクラスも教室を出て行ってしまう子や教室内を立ち歩く子、授業に集中できない子がいても子どもたちは落ち着いて授業に参加していました。

 大空小学校の子どもたちはとても人懐っこくて休み時間などは「一緒に遊ぼうよ」と声をかけてくれたり「もう帰っちゃうの?また来てね」と笑顔で手を振ってくれた子もいました。どの子どもたちもお互いを尊重し認め合っていると感じました。障がいがあってもなくても共に遊び、共に学び、生活していくことでお互いを大切に思える心が育っていくと感じました。